(当ブログはプロモーションを含みます ネタバレ注意!)
皆さん 読書は好きですか?
今日ご紹介する本は なんと800ページの超大作!!👀
ポンコツちゃんは少しづづ読み 1か月かけて読み終わりました✨
こちらの大作は様々なランキングでも上位に入っています
『おすすめ文庫王国2025』(本の雑誌社)国内ミステリー (選者・宇田川拓也氏)第1位!
『このミステリーがすごい!2025年版』(宝島社)国内編 第3位!
『週刊文春ミステリーベスト10 2024』国内篇 第4位 !
「ミステリが読みたい!2025年版」(早川書房)国内篇 第4位!
『おすすめ文庫王国2025』「本の雑誌が選ぶ2024年度文庫ベストテン」第7位!
それがこちら☟

『檜垣澤家の炎上』感想
大正時代の横浜を舞台に、富豪一族・檜垣澤家の中で育つ少女・かな子の人生を軸に描かれる長編ミステリ。
公式紹介にもあるように、檜垣澤家は「女系が統治する富豪一族」であり、そこに引き取られたかな子は、三姉妹や大奥様、使用人たちの思惑が渦巻く世界に放り込まれます。やがて“家族の不審死”という事件が起き、物語は一気に不穏さを増していきます。
物語のポイント
■ かな子という主人公の“強さ”に惹きつけられる
最初は「引き取られた可哀想な少女」という印象で読み始めたのに、ページを進めるほど、かな子の賢さ・観察力・処世術に驚かされました。
周囲の大人たちの会話を聞き、必要な情報を拾い、時に“可愛い妹”を演じて立ち回る姿は、幼いながらも戦略家。
この成長の描き方がとても魅力的で、読者としても彼女の視点にどんどん引き込まれます。
■ 家族小説・成長小説・時代小説・ミステリが全部詰まった濃密さ
800ページというボリュームの中に、
特に、時代背景の描写が豊かで、港町のざわめきや上流階級の生活、流行、疫病、戦争の影響などが物語に自然に溶け込んでいます。
「大正デモクラシーの光と影」が物語の緊張感をさらに高めていました。
■ ミステリとしての仕掛けも秀逸
序盤で示される“養子の不審死”は、読み進めるうちに一度忘れてしまうほど、かな子の成長物語が面白い。
しかし終盤、点と点が一気につながり、檜垣澤家の秘密が明らかになる瞬間は圧巻。
「そう来たか…!」と声が出るほどの構成力でした。
■ 読後に残るのは「家族とは何か」という問い
華やかで強大な家族に見えても、その内側には嫉妬や策略、愛情、孤独が渦巻いている。
誰もが“正しさ”を信じて行動しているのに、少しずつ歯車がずれていく。
その描写がとてもリアルで、読後には静かな余韻が残りました。
こんな人におすすめ
また面白い本があったらご紹介させていただきますね!
本日もお付き合いいただきありがとうございました❤
